中古車オークション出品票の見方と、「修復歴車」についてご説明いたします。
    
    オークションで中古車を購入する際は、事前に正しい車両状態を知る事がもっとも大切です。
    
    安さだけでなく、程度にもこだわるならば、年式にもよりますが、評価点は4点以上の中古車が望ましいでしょう。
(極端な低年式の中古車は4点以上はつかない場合もあります。)
    修復歴とは、公取協の定義にのっとり車の9つの部位のいずれかを交換または修正したクルマを「修復歴車」と呼んでいます。
    
    ただし、修復歴車の定義はこれ一つではなく、オークション会場ごとに定められたものもあります。
    
    修復歴を事故車と解釈している人も多くいらっしゃるようですが、交通事故を起こしたクルマでなくても、これら部位を修正していれば修復歴車とみなされます。
    逆にバンパーのこすりキズやドアのへこみ程度の修理であれば、修復歴車とは呼びません。
    
    公取協で定められている基準、
    1~8のいずれかを修正するか、9を交換したクルマを修復歴車を定めています。
    
    1.フレーム  
    2.フロントクロスメンバー   
    3.フロントインサイドパネル   
    4.ピラー
    5.ダッシュパネル   
    6.ルーフパネル  
    7.ルームフロアパネル  
    8.トランクフロアパネル
9.ラジエターコアサポート